お客様へ説明する為に作業内容ををブログに書くのですが、頻繁に出てくる「給油って何?」と言われるので説明させていただきます。
給油は燃料を入れるだけでなくて、ドアを開け閉めしてキーキー言うからヒンジに油を差しておきましたというのも給油になります。
摺動部分に油を差すというか追加するというイメージでしょうか?またボルトナットの固着や錆落としでも給油します。
車の部品は沢山あって更に動く箇所も沢山あります。適正な時期に適正な場所へ適正な油脂を給油すれば車は長持ちします。
自分はブレーキ周りの給油に4種類の油脂を使い分けます。ゴムを侵さない物、熱に強い物、摩擦に強い物、兼ね備えている物です。
他にもガラスランチャンネルにはそれ専用の物、鍵穴にはドライタイプ、配線のコネクターには接点復活剤、バッテリーの端子には導通防水グリス等多種多様です。
色々な人達の意見を聞いたり、他の整備工場さんのブログ拝見したりして油脂(グリス)等を揃えていたら下の写真のように収拾つかなくなりました(笑)
都度給油している写真を撮れれば良いのですが、手が2本しかないのと汚れている手で撮るのがナカナカ難しいので、くどくなるのを承知で載せてみました(汗)
コストダウンの為と思いPBのような油脂も使ってみましたが、やはり今一つでしたので少々値段は張りますがメーカー物を使っています。
*シャシ部分のグリスアップは給油になりますが、容量が決められていて密閉されているエンジンオイルやミッションオイル、A/T&CVTフルード、ブレーキフルード、デファレンシャルオイルにハブベアリンググリスやドライブシャフトグリス等は基本的に交換になります。